
 Q1:納品までの流れを教えてください。
 ◇オリジナル商品・ギフト商品のご注文
 1.ご来店もしくはお電話にてご相談
 2.商品のお渡しや発送日の確定/お支払い
 3.製作/納品(発送)
 
 ◇店舗装飾・イベント装飾・演出などのご注文
 1.ご来店もしくは訪問にて詳しい内容を伺います(イメージ、ご予算など)
 2.現場確認
 3.施工日時確定
 4.お支払い
 5.製作
 6.納品
  
 Q2:バルーンは何処で買えますか?
 当店で購入出来ますが、他店で購入した物の持ち込みにも対応しています。
 インターネットでご覧になった他店のバルーンもご購入可能ですのでご相談ください。
 (日数がかかることがあります)
 現在仮店舗にて営業中です。
  
 Q3:どれくらいの期間持ちますか?
 当店で購入出来ますが、バルーンは「ゴム風船」と「フィルム地タイプ」があり、
 膨らませ方は「空気」と「ヘリウムガス」です。
  

 
 Q4:空に上がった風船は何処まで飛んでいきますか?
 ゴム風船で高度約8,000mまで届くと言われています。
  
 Q5:ヘリウムガスは安全ですか?
 ヘリウムガスは人体に害はありませんし爆発することもありません。
 ただ直接吸引することは酸欠になるためお避けください。
 声が変わるガスとして売られているグッズもヘリウムガスを使用していますが、
 こちらは酸素も混入されていて吸引しても大丈夫です。
  
 Q6:取り扱う注意点は何ですか?
 「空気」や「ヘリウムガス」の気体で膨らませているので
 外気温が高くなれば風船内部の気体が膨張しますし、外気が低くなれば内部の気体は収縮します。
 膨らませた場所(室温)よりも気温が高いと膨張して風船が破損する場合があります。
 逆に外気が低くなればフィルム地タイプは生地に収縮性が無いので萎んだように見えます。
 飾る場所や保管場所の気温には十分お気をつけください。
  
 Q7:発送に関して
 国内発送に対応しておりますが、商品により異なりますのでご相談ください。
  
 Q8:バルーンリリースは許可が必要ですか?
 バルーンリリースは場所により各種公共団体へ許可申請が必要な場合がございます。
 具体的には空港近くや国定公園内など。
  
 Q9:再利用は出来ますか?
 フィルム地タイプは再利用出来ますので使用後は生地を傷めないように保管ください。
  
 Q10:ヘリウムガスの再充填はしてもらえますか?
 当店でご購入のものは無料です。
 ただしガスがほぼ抜けている状態のものに関しては大きさにより¥100〜200いただきます。(税別)
 他店購入の商品は有料です。
  
 バルーンと環境
 ◇風船の誕生
 
  
 
 ゴム風船はいつ、どのようにして生まれたのでしょう。
 風船自体は、形こそ違え何世紀も前から親しまれてきました。
 古くは動物の腸や膀胱をふくらましたとも記録がありますが、
 現在のゴム風船のイメージとはほど遠いもの。
 天然ゴムの登場まで、その誕生を待たなければなりません。
 日本では1857年、大阪で英国人がふくらまして売ったという記事があります。
 明治維新以降から日本にも風船が入って来ていたそうですが、
 その頃のゴム風船は大変希少で一般に手に入るものではなかったようです。
 販売促進のために風船を大量に輸入し当時高級品であったミシンに風船を付ける事で
 たいへん良く売れたそうです。
 
 今、私たちが手にするやわらかい風船が誕生したのは約60年ほど前。
 米国のある科学者がラテックスを原料にゴム管を試作している時、
 気まぐれにボール紙を猫の形に切り抜いてラテックスにつけ込んでみました。
 それが乾いた時できあがったのが、ちゃんと耳のついた”キャットバルーン!”
 これをたくさん作って、ボストンの愛国記念日に売ったという話が残っています。
 日本では昭和10年にラテックス製のゴム風船の製造が開始されたという記録があります。
 
 
 ◇空に飛んでいったゴム風船
 
  
 
 
 風船飛ばしはもちろん、うっかり飛ばしてしまったゴム風船の行く末、気になりますよね。
 ゴム風船のほとんどは上空約8kmまで上昇していきます。
 風船は高い空で凍結そして破裂し、スパゲッティ状に分裂して、
 拡散しながら地上に落ちてくるということがわかっています。
 私たちが滅多にゴム風船が落ちてくるところを見たことがないわけもこれでわかりますね。
 実際、世界各地で行われているビーチクリーンナップ運動(海辺での清掃活動)の報告でも、
 回収されるゴミのワーストグループに、ゴム風船の名が挙がったという例はありません。
 時には野生動物がゴム風船の柔らかい断片を食べてしまうこともありますが、
 実証研究の結果では、飲み込まれた破片は動物自身に何ら害をおよぼさず、
 最終的に消化器系を通って排出されるということが知られています。
 
 
 ◇環境に優しいバルーン
 
 大空にとんでいくゴム風船・・・・
 バルーンリリース(風船飛ばし)は華やかで胸ときめく楽しい光景です。
 ところが、カラフルなゴム風船を環境汚染と思い込んでしまう方も多いようです。
 そんな間違ったイメージが、多くの子どもたちから
 夢のあるバルーンを遠ざけるとしたら、それはとても悲しいことです。
 イベント等の催事で利用すれば環境PRにもなる大変優れた演出効果になるのです。
 ゴム風船はゴムの木から産出する乳状の樹液「ラテックス」が原料です。
 南アメリカの熱帯雨林が原産ですが、現在では熱帯地域の多くの国々で育成されています。
 ゴム風船の原料「ラテックス」は、日光や水によって分解される100%自然の原料。
 分解作用は空気に触れたとたんにはじまり、酸化による変色がその最初の兆候です。
 太陽光線にさらされると分解がはじまりますが、自然界の微生物は暗闇の中でもラテックスを分解します。
 土から生まれて、土に還るゴム風船。
 ラテックス製品は、人間が産みだした製品の中でも実にまれな、自然環境にやさしい製品なのです。
 地球上のもろい生態バランスを維持するために「熱帯雨林の保護」が叫ばれていますが、
 ゴムの木は熱帯雨林を形成する主要な植物のひとつ。
 ラテックスは樹皮から直接採取するため、ゴムの木を伐採することはありません。
 つまり、ゴム風船だけでなく他のゴム製品を多く利用することは、
 ゴムの木の経済価値を上げむやみに伐採されることも少なくなるのです。
 ゴムの木は、現代人と大自然とがうまく共存できることを示す好例。
 あなたがゴム風船を手にした時、そのもととなるゴムの木が地球の大気を維持し、
 生態系を保護していることを思い出してください。
 私たちも地球人として環境を大切に思っています。
 だからこそ皆さんひとり一人に、もっとゴム風船のことを知っていただきたいのです。
 私たちがゴム風船を適切に利用することは地球を大切にすることになると信じています。
 
 日本バルーン協会 「ゴム風船のお話」より一部引用
 
 ・日本バルーン協会
www.jba1.jp/tobashi.html
